大豆イソフラボンは更年期薄毛の改善に効果あるの?

大豆イソフラボンは更年期症状の緩和や骨粗しょう症の予防、肌荒れに効果あると注目されていますが、更年期の薄毛にも効果を発揮するのでしょうか?
日常で取り入れやすい食品やサプリメント、育毛剤の大豆イソフラボンを考えていきます。

効果的に食品から大豆イソフラボンを取り入れる

大豆イソフラボンは大豆の胚芽に含まれるポリフェノールの一種で、体内にとりこまれると女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをします。
腸内細菌により分解された大豆イソフラボンのダイゼンはエクオールとなり、イソフラボンよりさらにエストロゲン様の効果を発揮し、減少した女性ホルモンの働きを補います。
日本女性の二人に一人がエクオール酸性菌を腸内に保有すると推定され、保菌率が高いほど更年期症状が軽いようです。
大豆イソフラボンを日常的に摂取することでエクオール酸性菌は増えると言われ、摂取量が少ない若い年代の保有者は50%より少ないというレポートがあります。
大豆イソフラボンは一日70ミリグラムの摂取が望ましく、この量は納豆なら2パック、豆腐なら1丁にあたります。
豆乳は大豆イソフラボンの吸収が高く、コップ一杯の牛乳を豆乳に変えるだけで一日の必要量の3分の2を摂れます。
腸内細菌を増やしながら更年期薄毛を改善するため、味噌やきな粉、油揚げなどの豆腐加工食品を毎日の食事に取り入れましょう。

大豆イソフラボンサプリメントと育毛剤の注意点

仕事柄出張が多い、外食を余儀なくされるという方は、無理のない範囲の中で大豆製品を取り入れながらサプリメントで補充してはいかがでしょうか?
サプリメントの注意点は一日30ミリグラムの摂取上限を厳守することと、医療機関にかかっている人、特に婦人科系の治療を受けている人は医者に相談することです。
大豆イソフラボン含有量表示は、糖との化合物を意味する配糖体グリコシド、糖と切り離されたアグリコンの二つのタイプがあります。
グリコシドはアルゴン型イソフラボンに換算します。
国内生産のイソフラボンサプリメントは一日の摂取量内に調整されていますので、容量を守れば過剰摂取の心配はありません。
イソフラボンを配合した育毛剤に目を向けてみると、黄金花やヒオウギ草などの植物から抽出したイソフラボンが使われていますが、大豆イソフラボンは見当たりません。
大豆イソフラボンは毛根まで浸透できないのが理由です。

更年期は仕事では重責を担ったり、あるいは役職退職を迎えたり、プライベートでは子供の独立や親の介護といった生活の変化が起きやすい時期です。
大豆イソフラボンには、エストロゲン様働きと共にストレスを軽減する働きがあります。
薄毛対策と更年期の生活の変化を乗り切るために、大豆イソフラボンを摂りましょう。